ベイクドチーズケーキというお菓子をご存知ですか?
「ベイクド」とは英語で「焼く」という意味です。
材料を混ぜて焼き上げるだけなので、思ってるより簡単に作れるのではないかなと思います!
本記事では、ベイクドチーズケーキのレシピをご紹介しています!
作るのは難しそうなベイクドチーズケーキですが、実は簡単に作ることができるみたいです!わかりやすく解説していきますので一緒に見ていきましょう!
ベイクドチーズケーキのレシピとは
まずはベイクドチーズケーキのレシピです!
材料(18cm丸型) | 量 |
---|---|
クリームチーズ | 200g |
砂糖 | 90g |
卵 | 2個 |
生クリーム | 200cc |
薄力粉 | 30g |
レモン汁 | 大さじ1 |
ビスケット | 100g |
無塩バター | 40g |
調理時間:180分~
カロリー:約502kcal
費用目安:900円前後
準備する道具:ビニール袋、めん棒、ケーキ型(18cm丸型)、クッキングシート、ボウル、ホイッパー、ザル、ゴムベラ、オーブン
ベイクドチーズケーキの簡単な作り方
ベイクドチーズケーキを作るのはすごく大変なイメージを持たれている方は多いと思います。
しかし!!コツさえ覚えてしまえば簡単に作ることができます!では、ポイントも作り方と一緒に解説していますので見ていきましょう!
ベイクドチーズケーキの作り方
ベイクドチーズケーキの作り方を解説していきます。
まずは下準備をしましょう。
下準備①:クリームチーズとバターを冷蔵庫から出し、室温に戻して柔らかくしておく。(クリームチーズは夏場30~40分ほど、冬場3~4時間ほど。バターは夏場30分~1時間ほど、冬場数時間程度)
レンジで戻す方法もあります。
クリームチーズは、耐熱容器に入れふんわりとラップをする。
200wの電子レンジで15秒ずつ加熱。
バターは、耐熱容器に入れふんわりとラップをする。
200wの電子レンジで5秒くらいずつ加熱する。
バターを押した時に少しへこむ程度になったら完成。
どちらも高温で熱したり長時間熱すると液状になってしまうため、低温で様子を見ながら温めてください。
下準備②:型にクッキングシートを敷きます。型にバターやオイル(分量外)を塗って、型の大きさに切ったクッキングシートを張り付けると良いです。
[chat face=”パティシエ.png” name=”パティシエさん” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]いよいよ作り方を解説していきます![/chat]
作り方① 底生地を作る
ビスケットをビニール袋に入れてめん棒などでたたき細かくして、バターを加えてよく揉みます。全体に馴染んだら型に入れ、ビニール袋を裏返しのまま手にはめて底にギュギュっと押して敷き詰め、底生地を作る。
[jin_icon_bulb color=”#e9546b” size=”21px”]ビスケットの底生地は省くことができますが、型から取り出す時に崩れやすくなるので、しっかりと冷やしてから取り出してください。
作り方② 材料を混ぜる:その1
クリームチーズをボウルに入れて、ホイッパーでクリーム状になるまで混ぜる。そこへ砂糖を加えてよく混ぜ、次に卵を加えてよく混ぜる。
材料を加えるごとに、よく混ぜるようにしてください!
作り方③ 材料を混ぜる:その2
生クリームを少しずつ加えながら混ぜる。薄力粉をザルでふるいながら入れてゴムベラで切るように混ぜ、レモン汁を加えて混ぜる。
[jin_icon_bulb color=”#e9546b” size=”21px”]レモン汁は、なくても作れます。入れると風味がよくなるので今回は入れています。
フードプロセッサーを使うと、手間がかからずもっと簡単に作ることができます。
お持ちの方は、その方法も試してみてくださいね!
作り方④ 型に入れて焼く
型に生地を流し入れて170℃に予熱したオーブンで40~45分焼く。
焼く前に、型ごと3センチほどの高さから2~3回ほど落として空気を抜いてください。そうすると焼き上がりがきれいになります。
型から取り出して、お皿に盛り付けたら完成です!
・材料を混ぜる時は、その都度よく混ぜるようにしてください。そうすると、ダマにならずなめらかな生地に仕上がります。
・薄力粉はめんどうでもふるうことをおススメします。ふるうと生地にダマができにくくなります。
・焼いている途中表面が焦げそうだったら、アルミホイルを上にかぶせて焦げを防止してください。
ベイクドチーズケーキの失敗原因と対処法
ベイクドチーズケーキを焼いたけど、失敗しちゃった時の原因と対処法を解説します!
[chat face=”美味しいものを食べた女性.png” name=”まんぞくちゃん” align=”right” border=”gray” bg=”none” style=””]せっかく頑張って焼いたんだから、おいしいものが食べたいわ~♪[/chat]
[chat face=”パティシエ.png” name=”パティシエさん” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]失敗の原因と対処法を解説しますので、しっかり読んでくださいね。きっと失敗を回避できますよ![/chat]
固まらない原因と対処法
原因1〈生焼けだった〉
焼けたら真ん中に竹串を刺してみて、ドロッとした生焼けの生地が付いてきたら、生焼けです。これはただ単に、焼き時間が少なかった事が原因です。
対処法〈追加焼きする〉
もう一度オーブンに入れて追加で5分ほど焼いてみましょう。竹串を刺してドロッとした生地が付いてこなければ、焼き上がりです。
原因2〈温かいうちに切ってしまった〉
オーブンから出したてのアツアツチーズケーキは、まだ固まっていないのでドロッとしています。固まらなかった原因は、まだアツアツのうちに切ってしまったと考えられます。
対処法〈粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やす〉
焼きあがったベイクドチーズケーキをオーブンから出して、型のまま冷まします。手で触れるくらいに冷めたら冷蔵庫で冷やしましょう。
・生焼けだった場合と冷やしが足りない場合では、見分けがつきにくいかもしれません。もし竹串を刺してドロッとした生地がついてきた場合は、何度か追加焼きをしてみて解決されなければ冷やしてみてください。
・クリームチーズは、冷やすと固まるのでしっかりと冷蔵庫で冷やしましょう!
割れる原因と対処法
ベイクドチーズケーキが割れる原因は、いくつか考えられます。
原因1〈オーブンの温度が高い〉
火が通る前に表面が焼き固まると、膨張に耐えられなかったのが原因です。これは、焼いている時に割れることが多いです。
原因2〈焼きすぎ〉
卵や小麦粉に熱が入りすぎ、水分が必要以上に抜けて固く締まったのが原因です。これは、オーブンから出して収縮する時に割れます。
原因3〈生地作りに失敗している〉
混ぜるだけといっても、ちゃんと混ざっていないと割れます。最終的に生地の温度が50℃くらいになるように、湯煎にかけて調節すると、生地が均質に混ざります。
[jin_icon_bulb color=”#e9546b” size=”21px”]材料を入れたボウルなどを、一回り大きなボウルや鍋に入れたお湯につけて、材料に間接的に熱を通します。
対処法〈ゆっくり低温で火を通す〉
ベイクドチーズケーキは膨らむケーキではありません。焼くのは卵や小麦粉に火を通すためで、理屈では生地の温度が75℃程度になればいいのです。
ということで、ゆっくり低温で火を通しましょう。(焼き色を付けたい場合は高温でもいいのですが、焼きすぎになりやすいです)
対処法〈材料を室温に戻す〉
生地作りでは、クリームチーズや生クリームが冷たいままだと均質に混ざらず分離してしまうので、室温に戻すと良いでしょう。
[chat face=”パティシエ.png” name=”パティシエさん” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]オーブンに入れる前に生地が冷たいと中心に火が通るまで時間がかかり、表面ばかりが焼けてしまうので注意しましょう[/chat]
ダマができる原因と対処法
原因1〈冷たいクリームチーズや生クリームを使用した〉
冷蔵庫から出したてのクリームチーズや生クリームを使用したためと考えられます。
対処法〈冷たい材料を使わない〉
冷蔵庫から出してすぐのクリームチーズと生クリームを使わないようにしましょう。これについては、作り方の〈下準備①〉を参考にしていただければ解決できます。
原因2〈卵をクリームチーズに一度にたくさん入れてしまった〉
卵をクリームチーズに入れる時は、少しずつ入れてその都度混ぜ、きちんと混ざってからまた少し入れてよく混ぜ・・を繰り返さなければいけません。一気にたくさん、または全量入れたりすると、分離してしまう確率は上がります。
対処法〈卵を少しずつ入れる〉
卵をクリームチーズに入れる時は、3回くらいに分けて入れるとよいでしょう。その都度よく混ぜるのもお忘れなく!
原因3〈粉類をふるわなかった〉
薄力粉をふるい入れるところで、めんどうになりふるわず入れるとダマになりやすいです。
対処法〈ザルでふるう〉
薄力粉をザルでふるいましょう。
[jin_icon_bulb color=”#e9546b” size=”21px”]粉ふるいや目の細かいザルなどで、粉や砂糖などの材料をきめ細かくします。
それでもダマになってしまったときは、生地を茶こしや目の細かいザルでこしましょう。ツブツブがこされて、なめらかな生地ができますよ!
次は、ベイクドチーズケーキの材料の代用について解説します!
ベイクドチーズケーキの材料の代用
無塩バターを有塩バターで代用
代用可能です。分量は、有塩でも同じにしてください。風味や仕上がりが多少変わり、塩味が少し感じられる味わいになります。
バターをマーガリンで代用
パンや製菓であれば風味や仕上がりに多少差が出ますが、おおむね代用可能です。
生クリームをホイップクリームで代用
泡立てる前なら代用可能です。しかし、泡立てたホイップクリームは代用不可ですので注意してください。
底生地のバターを、溶かしバターにする
バターを溶かすと水分がクッキーにしみ込むので、サクサクではなくしっとりした食感になります。安定させるために、チーズ生地を入れる前に冷蔵庫でしっかり冷やして固めてください。
生クリームを牛乳で代用
全量を牛乳にしてしまうと、焼き上がりがとても柔らかくなり、冷めた後に水分が染み出てくる可能性があります。レシピ通り生クリームで作ることをおすすめします。
ベイクドチーズケーキのアレンジレシピ
チョコレートベイクドチーズケーキ
チョコチップを加えて、チョコレートの風味が楽しめるレシピです。
[chat face=”パティシエ.png” name=”パティシエさん” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]レシピはチョコレートいっぱい♪ チョコレートベイクドチーズケーキです![/chat]
かぼちゃのベイクドチーズケーキ
かぼちゃのクリーム生地を加えて、自然な甘みが生きたチーズケーキです!ハロウィンにいかがですか?
[chat face=”パティシエ.png” name=”パティシエさん” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]レシピは甘みを生かして! かぼちゃのベイクドチーズケーキです![/chat]
ブルーベリーベイクドチーズケーキ
ブルーベリーを加えて、フルーティーなベイクドチーズケーキです!
[chat face=”パティシエ.png” name=”パティシエさん” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]レシピはおもてなしにも♪ ブルーベリーベイクドチーズケーキです![/chat]
まとめ
[chat face=”美味しいものを食べた女性.png” name=”まんぞくちゃん” align=”right” border=”gray” bg=”none” style=””]ベイクドチーズケーキって、思ってたより簡単に作れそうですね![/chat]
[chat face=”パティシエ.png” name=”パティシエさん” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]そうなんです!注意点をまとめるので、作る時の参考にしてくださいね♪[/chat]
・材料は、冷たいまま使わない!
・その都度、よく混ぜる!
・卵は少しずつ加える!
・低温でじっくり焼く!
[chat face=”パティシエ.png” name=”パティシエさん” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]以前作って失敗してしまった方も、このポイントを押さえてもう一度チャレンジしてみてくださいね。きっと次は大成功です!ベイクドチーズケーキは要冷蔵保存で4~5日以内で食べきるようにしましょう![/chat]
[chat face=”美味しいものを食べた女性.png” name=”まんぞくちゃん” align=”rigth” border=”gray” bg=”none” style=””]私は食べる専門だから、パティシエさんにお任せします♪[/chat]
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