貝殻の形でコロンとした見た目がとっても可愛くてプレゼントにも喜ばれますよね。
そんなマドレーヌですが、実はとっても簡単に作れちゃうんです!
今回の記事ではマドレーヌの簡単レシピとよくある失敗原因&その対処法を徹底解説していきます!
手作りお菓子のプレゼントで悩んでいる方は是非挑戦してみてください!
「マドレーヌ」レシピ
早速マドレーヌのレシピを見ていきましょう♪
6個分の配合です。
材料 | 分量 |
---|---|
無塩バター | 55g |
卵 | 1個 |
グラニュー糖 | 40g |
薄力粉 | 50g |
ベーキングパウダー | 小さじ1/4 |
準備する道具:ボール、ゴムベラ、ふるい器、マドレーヌ型、鍋、計り、オーブン、ケーキクーラー、泡立て器
[chat face=”パティシエ.png” name=”パティシエ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]この基本の生地に、レモンの皮をすりおろして加えたりすると、さわやかな風味がプラスされて、ワンランクアップしたマドレーヌもできます♪[/chat]
「マドレーヌ」簡単な作り方
マドレーヌって実は混ぜて焼くだけ!
お手軽なのにあんなに美味しいものができちゃうんです!簡単なのでお子さんと一緒に作れちゃうのも嬉しいですよね!
では早速マドレーヌの簡単レシピを見ていきましょう!
下準備
・計量は済ませておきましょう。
・型の準備をしましょう。(分量外のバターを、手で押したときに簡単にへこむくらいの硬さになるまで、常温に置いておきます。そのバターを、型に薄ーく塗っておきましょう。そしたら分量外の強力粉を、茶こしでふるいながらバターを塗った型にまとわりつかせます。余分な粉は落としておきましょう)型の準備をしておくことで、簡単に型から取り出すことができます。
・オーブンを度180度に予熱しておきましょう。
・薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておきましょう。
[chat face=”パティシエ.png” name=”パティシエ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]下準備をしっかりと行っておけば作業効率もアップします![/chat]
①鍋にバターを入れ火にかける
小鍋にバターを入れて、火にかけて溶かしていきます。
バターは、温度が低いと固まってくるので、均一に生地が混ざらなくなります。生地と混ぜるときは、さらさらとした状態になるまで、しっかりと溶かしておきましょう!
②卵とグラニュー糖を合わせて泡立て器で混ぜる
ボールに卵を割り入れ、泡立て器でほぐしてグラニュー糖を加えて、さらに泡立て器でまぜていきます。
スポンジ生地みたいに泡立ててしまうと、気泡が入ってパサパサになってしまうので、全体がしっかりと混ざり切ればOKです!
③薄力粉とベーキングパウダーを加える
ふるっておいた薄力粉と、ベーキングパウダーを加えて、泡立て器で混ぜていきます。
混ぜすぎると膨らみづらくなるので、粉気がなくなる程度でOKです!
④溶かしておいたバターを加えてまぜていく
溶かしておいたバターを一気に加えて、泡立て器でゆっくりと完全に混ざるまで混ぜていきます。
初めは中心をゆっくりぐるぐると混ぜていき、バターが生地と合わさってきたら大きく円を描くように混ぜていくと混ぜやすいですよ!
⑤生地を1時間ほど休ませる
ボールの生地を、ゴムベラできれいにまとめてラップをして、冷蔵庫で1時間ほど休ませます。
生地を休ませることで、グルテンを落ち着かせ生地の膨らみをよくします。
⑥型に流しいれる
休ませた生地をゴムベラで混ぜて、型に流しいれていきます。スプーンやお玉などでするのも良いですし、絞り袋に入れて一個ずつ絞り出していくのも簡単ですよ。
オーブンの中で少し膨らむので、型の8分目くらいになるまで流していきましょう。
⑦180度に予熱していたオーブンで10~13分ほど焼く
180度に予熱していたオーブンで、10~13分焼いていきます。
全体がこんがりきつね色になればOKです!
⑧型から外す
オーブンから出したら型を台に叩きつけてから、マドレーヌを取り出してあげましょう。取り出したら、ケーキクーラーの上で粗熱が取れるまで冷ましましょう。
「マドレーヌ」のよくある失敗原因とその対処法
「あれ?なんだか膨らみが悪いような・・・。」「なんだか焼き色が均一じゃないな。」
などといった経験はありませんか?
そんな失敗原因とその対処法を解説していきます!
[chat face=”パティシエ.png” name=”パティシエ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]ポイントを押さえて、フワフワしっとりのマドレーヌを作っちゃいましょう![/chat]
マドレーヌの膨らみが悪い原因
「しっかりベーキングパウダーも入れたのに、何であんまり膨らんでないんだろう・・・。」と思ったことはありませんか?マドレーヌの膨らみが悪い原因は、以下のことが挙げられます。
薄力粉を入れてから生地を混ぜすぎている。
薄力粉を入れてから沢山混ぜてしまうと、グルテンが形成されて膨らみが悪くなってしまいます。
粉気がなくなる程度まで混ぜてみましょう!
混ぜた生地をすぐに型に流しいれている
混ぜ終わった生地を、すぐに焼いてしまうと形成されたグルテンが活発なままなので、生地のふくらみを抑制してしまいます。
冷蔵庫で1時間ほど休ませてあげると、グルテンが落ち着いて膨らみが良くなります!
オーブンの温度が低すぎ
生地に含まれるベーキングパウダーは、熱を加えることで炭酸ガスが発生して生地を膨らませます。オーブンの熱が弱いと生地が膨らみずらくなってしまいます。
オーブンの温度を少しだけあげてみましょう。
マドレーヌの焼き色が均一ではない原因
「なんだか色がまだらで美味しそうじゃないな・・・。」と感じたことはありませんか?均一に色がつかない原因は、以下のことが挙げられます。
型の準備が不十分だった
下準備で行う型の準備は実はとっても大事で、焼き上がりの色を左右してしまいます。
バターや粉のつき方がまばらだと、色にもばらつきが出るので、均一に塗ってあげましょう!
マドレーヌがパサパサになる原因
いざ食べてみると生地がパサパサでおいしくなかった・・・。なんてことはありませんか?生地がパサパサになる原因は、以下のことが挙げられます。
泡立てて気泡が入ってしまった
卵とグラニュー糖を混ぜる際に、スポンジ生地のように泡立ててしまうと、生地に気泡が入ってパサパサな生地になってしまいます。
卵とグラニュー糖がきれいに混ざりあってしまったら手を止めましょう!
バターや砂糖が少なかった
基本の配合よりバターや砂糖が少なくなってしまうと、生地がパサパサになってしまいます。
他の配合を参考にしながら、バターや砂糖を増やしてみましょう!
マドレーヌの材料の代用
さあ作ろう!となった時に「あれがなかった・・・。」「材料が少ししか残っていなかった」なんてことはありませんか?
[chat face=”パティシエ.png” name=”パティシエ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]また買い出しに行かなきゃと思っている方は、先にこれを読んでみてください![/chat]
代用できる材料もありますので、良ければ参考にしてみてください。
バターはマーガリンでも代用可能
マーガリンは、バターより風味は落ちますが代用することは可能です。コスト削減のために使用するのも良いでしょう。
グラニュー糖は他の砂糖でも代用可能
グラニュー糖は、上白糖などでの砂糖でも代用可能です。砂糖でも甘さの感じ方や味が変わってくるので、分量を調節しながら作ってみましょう!
アレンジレシピ
「普通のマドレーヌはもう飽きた!」「周りと差をつけたい!」と思っている方に、お勧めのアレンジレシピをご紹介します!
見た目も一気にオシャレに!チョコがけマドレーヌ
このアレンジは、マドレーヌに溶かしたチョコレートをかけるだけ!簡単なのにオシャレなアレンジでプレゼントにもお勧めです♪
[chat face=”パティシエ.png” name=”パティシエ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]お子さんと一緒に、チョコレートをかけたりするのも楽しそうですね![/chat]
栗の甘みとしっとりマドレーヌが絶妙にマッチ!栗マドレーヌ
栗の甘露煮を刻んで、生地と混ぜ合わせるだけ!香りづけにラム酒なんかを入れると一気に大人な味に変わります!
[chat face=”パティシエ.png” name=”パティシエ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]栗の美味しい時期に作ると喜ばれること間違いなしですね![/chat]
まとめ
いかがでしたでしょうか?マドレーヌは簡単で挑戦しやすいお菓子なので、ぜひ作ってみてください。最後に作るうえでのポイントを、もう一度おさらいしましょう!
・型の準備は、バターや粉の塗り残しがないように均一に塗りましょう。
・生地を泡立てないように気を付けましょう。
・薄力粉を入れてから混ぜすぎないように注意しましょう。
・生地はしっかり冷蔵庫で休ませてから焼きましょう。
マドレーヌは常温で2、3日持ち、冷蔵だと5日ほど持ちます。マドレーヌは焼き立てが美味しいので、もし手作りしてみたらぜひ焼き立てを食べてみてくださいね♪
ポイントを押さえて、美味しいマドレーヌを作ってみてください♪
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