「パンナコッタ」というスイーツはご存じでしょうか?[chat face=”パティシエ.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]パンナコッタとは、牛乳・生クリーム・砂糖を合わせたものをゼラチンで固めたシンプルなスイーツです。イタリア発祥で、「パンナ」は生クリームを意味し、「コッタ」は火を通したという意味を持ちます。[/chat]
[chat face=”美味しいものを食べた女性.png” name=”” align=”right” border=”gray” bg=”none” style=””]ミルクの優しい甘さが際立ったパンナコッタはフルーツとの相性が抜群だよね♡[/chat]
[chat face=”パティシエ.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]そうなんです!では今回はパンナコッタに一つ手間をかけて見た目も可愛らしい2層のパンナコッタを紹介していきますね![/chat]
2層のパンナコッタのレシピ
[chat face=”美味しいものを食べた女性.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]2層にするってことは用意する材料って沢山あるの?[/chat]
[chat face=”パティシエ.png” name=”” align=”right” border=”gray” bg=”none” style=””]パンナコッタはシンプルな材料で作ることができますよ![/chat]
では早速パンナコッタのレシピを見ていきましょう!
パンナコッタ プリン瓶約6つ分 | |
材料 | 分量 |
牛乳 | 200g |
生クリーム | 100g |
上白糖 | 35g |
板ゼラチン | 4.5g |
ジュレ 6つ分 | |
材料 | 分量 |
水 | 200g |
上白糖 | 18g |
板ゼラチン | 3g |
レモン汁 | 5g |
お好きなリキュール(今回はコアントローを使用) | 10g |
お好きなフルーツ(今回はイチゴを使用) | お好み(たっぷりあると見た目も可愛い) |
準備する道具:計量器、ボール、ゴムベラ、計量カップ、鍋、冷蔵庫、濾し器
パンナコッタの作り方
[chat face=”美味しいものを食べた女性.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]パンナコッタはどうやって固めているの?[/chat]
[chat face=”パティシエ.png” name=”” align=”right” border=”gray” bg=”none” style=””]パンナコッタは主にゼラチンで固めています![/chat]
では早速作り方を見ていきましょう!
下準備
ゼラチンをふやかす
氷水に板ゼラチンを入れてふやかしておきましょう。
板ゼラチンは粉ゼラチンのようにふやかす水の量を図らないでいいので楽ちんでした^^
[chat face=”パティシエ.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]水にふやかす前はパリパリとしていてしっかりふやかさないとダマになってしまうので注意しましょう![/chat]
①生クリームと牛乳を鍋に入れる
小鍋に生クリーム・牛乳を入れて混ぜましょう。
②①に上白糖を入れて火にかける
先ほど合わせた生地に上白糖を入れて火にかけます。砂糖を溶かすように混ぜていきましょう。[chat face=”パティシエ.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]空気が入らないようにゴムベラで静かに混ぜましょう。[/chat]
③温まったらふやかしたゼラチンを入れて混ぜる
鍋周りがフツフツとしてきたら火からおろしてふやかしておいたゼラチンを入れて溶かし混ぜます。[chat face=”パティシエ.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]温めすぎるとゼラチンを入れても固まりにくくなるので注意しましょう。また、ふやかしておいたゼラチンは手でぎゅっと絞って余分な水分を入れないようにしましょう。[/chat]
④ボールに移して氷水につける
ボールに移して氷水につけて生地にとろみがつくまで冷ましていきます。[chat face=”パティシエ.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]そのまま容器に流してしまうと、固まるのにすごく時間がかかってしまうのでしっかり冷ましましょう![/chat]
⑤生地を裏ごす
生地を裏ごしながら計量カップに移します。[chat face=”パティシエ.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]生地を冷ます際にできたゼラチンの塊などを取り除いて口当たりをよくします![/chat]
⑦容器に流し入れる
容器に流し入れていきましょう。2層にする際は瓶の半分くらいまで注ぎましょう。容器は透明なものを利用したほうが、層が見えやすいのでおすすめです^^
⑧冷蔵庫で1時間ほど冷やし固める
冷蔵庫で1時間ほど冷やし固めます。容器をゆすって表面がプルプルとしていたらOKです!
ジュレの作り方
さあ、ここからが可愛く仕上げるポイントですよ^^作り方はとっても簡単です♪
下準備
ゼラチンをふやかす
氷水に板ゼラチンを入れてふやかしておきましょう。
ゼラチンはふやけるのに時間がかかるので先にしておきましょう!
①計量カップに水、上白糖を入れて混ぜる
計量カップに水、砂糖を入れて溶かし混ぜます。
②①を600wのレンジで2分加熱する
600wのレンジで2分加熱します。時々様子を見ながらしっかり温まっているか調整しましょう。(耐熱容器で行ってください)
③ふやかしたゼラチンを入れて混ぜる
氷水からゼラチンを取って余分な水分は搾り取りましょう。
④レモン汁、リキュールをいれて混ぜる。
レモン汁とリキュールを加えて混ぜていきます。
この時ふわっとリキュールが香るのがたまらないです^^
⑤氷水で冷やす
氷水つけて粗熱を取りましょう。[chat face=”パティシエ.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]アツアツのまま注ぐと下のパンナコッタが溶けて汚くなってしまうのでしっかり冷ましましょう。[/chat]
⑦フルーツをカットし容器に入れていく
冷ましている間にフルーツをカットして容器に入れていきましょう!結構ぎゅうぎゅうに入れるのが可愛くなるポイントです^^
⑧ジュレを注ぐ
冷めたジュレをフルーツを入れた容器に静かに注いでいきましょう。気泡ができたらつぶしましょう!
⑨冷蔵庫で1時間ほど冷やす
ジュレを注いだら冷蔵庫で1時間ほど冷やし固めます。
パンナコッタ失敗原因とその対処法
パンナコッタを作る時に失敗したことはありませんか?私は何度かあります・・・。
せっかく作ったのに失敗したら嫌ですよね!では、パンナコッタを作るうえでの注意点をまとめておいたのでご覧ください♪
パンナコッタが固まらない原因
私は、なぜか固まらない不思議なパンナコッタを作ったことがあります。どんなに待っても生地は液体のままで泣きたくなったことがありました(笑)ではパンナコッタが固まらない原因は何なのでしょうか?
牛乳・生クリームを温めすぎた
パンナコッタを作る際に牛乳と生クリームを火にかけますが、その時に温度が高すぎるとゼラチンに含まれるたんぱく質が熱によって破壊されてしまい、固まらなくなってしまいます。[chat face=”パティシエ.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]鍋の周りがフツフツとしてきたぐらいで火を止めましょう[/chat]
ゼラチンが少なかった
ゼラチンは少量だと固まる力が弱く、液体のままになってしまいます。[chat face=”パティシエ.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]ゼラチンは少量で計量器の誤差が出やすいので注意して計りましょう。[/chat]
冷やしが足りない
ゼラチンは生地の温度が20度以下で固まる性質があります。生地を容器に流し入れた時点で温度が高かった場合、冷蔵庫での冷却時間はその分伸びてしまいます。[chat face=”パティシエ.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]焦らずゆっくり待ってみましょう♪また氷水にあてる時間を増やしてみましょう![/chat]
綺麗な層にならない
このレシピは2層なのがポイントで、くっきり分かれているのが綺麗ですよね!
私は別のパンナコッタを作る際、下の層と上の層が混ざってしまい、ぐちゃぐちゃになったことがあります。ではどのようなことに気を付ければ良いのでしょうか?
粗熱を取っていない
ジュレを作ってから容器に入れる際に温かいままだと下のパンナコッタが溶けだしてしまいジュレと混ざってしまいます。[chat face=”パティシエ.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]ゼラチンは夏場だと、常温でも溶けるくらい、溶けやすいので氷水につける際はしっかりと冷やしましょう^^[/chat]
材料の代用
パンナコッタを作る時に代用できるもののご紹介をします!
上白糖はグラニュー糖でも代用可能
上白糖はグラニュー糖でも代用可能です。今回は自宅に上白糖があったのでそちらを使用しました。ご自宅にある砂糖で是非作ってみてください^^
板ゼラチンは粉ゼラチンでも代用可能
板ゼラチンは粉ゼラチンでも代用可能です。粉ゼラチンを使う際にはゼラチンの5倍の水でふやかして使用しましょう。
中に入れるフルーツには注意を!
中に入れるフルーツはキウイやパイナップルなどのタンパク質分解酵素が含まれるフルーツは控えましょう。これらのフルーツはゼラチンのタンパク質を分解して、固まらなくしてしまう原因になってしまうのでイチゴや、ブルーベリー、オレンジなどにしましょう。
食べた感想
実際に作ったパンナコッタを食べてみました。ジュレはふわっとリキュールの香りが、パンナコッタはミルクの優しい甘さが口いっぱいに広がりました^^イチゴの甘酸っぱさがベストマッチでとってもおいしかったです![chat face=”美味しいものを食べた女性.png” name=”食べっ子ちゃん” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]私も早く作って食べたいな![/chat]
まとめ
いかがでしたか?パンナコッタはシンプルな材料でお手軽に作れるのでとってもおすすめですよ!ジュレを作らなくても、ジャムをかけたりしてもとても美味しいです!最後に作る時のポイントをおさらいしましょう!
・生地は温めすぎないようにしましょう!(鍋周りがフツフツとするくらい)
・ゼラチンは正確に計量しましょう!
・生地は粗熱をしっかりとって容器に流し入れましょう!
・中に入れるフルーツには注意しましょう!
[chat face=”パティシエ.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]手作りのパンナコッタは2~3日以内に食べきるようにしましょう![/chat]
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