チーズケーキって美味しいですよね!チーズケーキといっても
- スフレチーズケーキ
- ベイクドチーズケーキ
- バスクチーズケーキ
- ニューヨークチーズケーキ
などだくさん種類があります。中でも…
- チーズのおいしさが存分に味わえる◎
- 卵を使わないので、酸味をしっかり感じられる◎
- 濃厚で、口の中でとろける食感◎
- 厚めの土台は、ザグザグとした食感で食べ応え充分◎
- お好きなトッピングでアレンジが楽しめる◎
- オーブンを使わずに作れる◎
魅力たっぷりのレアチーズケーキはいかがですか?

「レアチーズケーキ」とは、生クリームやクリームチーズ、ゼラチンなどを混ぜ合わせた生地を冷やし固めたチーズケーキのことです。
作るのは難しそうなレアチーズケーキですが、実は簡単に作ることができるんです!
オーブンを使わず、作業のほとんどは↓
- 混ぜる
- 冷やす
本記事では、簡単なレアチーズケーキのレシピをご紹介しています!
ケーキ作りが初めて・苦手という方にも、
失敗しやすいポイントを紹介しつつ、わかりやすく解説していきますので一緒に見ていきましょう!
レアチーズケーキのレシピとは


まずはレアチーズケーキのレシピです!
材料(底が取れる18cm丸型) | 量 |
---|---|
クリームチーズ | 200~250g |
生クリーム | 200cc |
水切りヨーグルト | 200g(450gのヨーグルトを水切り) |
てんさい糖 | 60g |
レモン汁 | 大さじ1 |
ゼラチン | 7g |
ゼラチン用の水 | 大さじ2 |
オレオ(お好みのビスケット可) | 116g(6枚×2パック) |
無塩バター | 50g |



オレオは土台に使います。お好みのビスケットやクッキーで作ってもおいしいですよ!
準備する道具:麺棒、ゴムべら、泡だて器、濾し器、ラップ、ボウル、ザル、ケーキ型、スプーン、計量器
レアチーズケーキの簡単な作り方
レアチーズケーキを作るのはすごく大変なイメージを持たれている方は多いと思います。
しかし!!コツさえ覚えてしまえば簡単に作ることができます!では、ポイントも作り方と一緒に解説していますので見ていきましょう!
下準備
レアチーズケーキの作り方を解説していきます。
まずは下準備です↓
- ヨーグルト・生クリーム・バターは常温に(温度差はダマの原因になります。)
- ヨーグルトの水切り
【時短ヨーグルト水切り方法】


- ボウルにザル、キッチンペーパーをのせる。
- キッチンペーパーの上にヨーグルトを加える。
- ひとつまみ塩を加える。
- ふんわりとラップをし、冷蔵庫に入れる。
- 約1時間半後200gほどに水切り完成!
- ザルがボウルの下につかないようなサイズを選んで下さい。
- 塩の味はしませんが、入れたくない場合は塩を入れなくてもできます!(その場合3の工程をスキップ)
- 塩を入れない場合は水切り時間約4~8時間かかります。
①ゼラチンをふやかす


- ゼラチンはゼラチン用の水大さじ2でふやかす。
- ゼラチン用に生クリームを大さじ2取っておく。
必ず水にゼラチンを振り入れるようにしてください。逆(ゼラチンに水を入れる)はダマの原因になるのでNG!!
②土台を作る


- オレオをクッキーとクリームに分ける
- ジップロックなどの袋に入れてビスケットを細かくなるまでめん棒でコロコロする
- 2に溶かしたバター(電子レンジ約15秒)を入れる
- 3をケーキ型に敷きつめる。(コップやスプーンで押し付けると簡単!)
③ゼラチンを温める
- ゼラチンにゼラチン用の生クリーム(大さじ2)入れ電子レンジまたは湯煎で沸騰しないよう気を付けながら溶かす。
- 荒熱をとる。
④材料を混ぜる


- クリームチーズが常温になっていなければ耐熱ボールに入れラップをし600wで約15秒。
- 1にオレオのクリームときび砂糖を入れ混ぜる。
- 2に水切りヨーグルト・残りの生クリーム・レモン汁を入れ泡だて器で混ぜる。
- 3に粗熱のとれたゼラチンを混ぜる。
- 混ぜたらゼラチンのダマが残らないように一度漉す。
- クリームチーズは必ず常温に
- 砂糖は固まっていなければ振るわなくて大丈夫
⑤型に流し込む


- 漉したら、冷やしてあったケーキ型に流し込みラップをして冷蔵庫で2時間以上冷やす。
- 固まったら、型の周りに温めたタオルを約20秒当てて型からとる。
- 固まっていない場合は冷やす時間を追加し様子を見てください。
- 私は型にキッチンペーパーを敷いていますが、敷かなくて大丈夫!
参考:型から外す方法
レアチーズケーキの失敗原因と対処法


レアチーズケーキを作ったときに、以下のような失敗をすることがあります。
- ケーキの中につぶつぶの固まったゼラチンがあった。
- レアチーズケーキが分離していた。
- レアチーズケーキが固まらない。
- 土台のビスケットがぽろぽろ落ちる。
このようなことにならないようちょっとしたコツがいります。
失敗原因と対処法をご紹介します。
原因1<ダマになる>
レアチーズケーキはゼラチンで固めますが、ゼラチンはダマになりやすいんです!
ゼラチンがダマになったり、固まりができてしまうのは、手順に問題があることが多いのです。
対処法<水にゼラチンを入れてふやかす>
- ゼラチンをふやかすときは、必ず水が先(水にゼラチンを振り入れる!)
- ふやかしたゼラチンに生クリーム大さじ2を混ぜ、そのあと残りの材料全部と混ぜ合わせる。



ゼラチンをふやかすときの手順を逆にするとダマになる可能性があります。
原因2<分離する>
クリームチーズと生クリーム、ゼラチンなどの材料を混ぜる時、いくらかき回しても分離してしまうことってありますね。
原因は2つ↓
- クリームチーズを常温にできていない。
- 材料を混ぜすぎている。
対処法<クリームチーズ室温に・生クリームを優しく混ぜる>
- クリームチーズは必ず室温にしましょう。
- 生クリームを混ぜるときにハンドミキサーは使わない。



クリームチーズを電子レンジで温める際、温めすぎていませんか?



生クリームを混ぜるときにハンドミキサーを使っていませんか?
原因3<固まらない>
私が実際に作ったときにレアチーズケーキが固まらない!なんてことがありました。
その場合原因は2つ↓
- 冷やす時間が足りていない。
- ゼラチンの分量が足りていない。
対処法<冷やす時間を追加>
- 材料を冷蔵庫に入れてから、最低でも2~4時間は冷やして様子を見て下さい。
- しっかり冷やしても固まらない場合は、溶かしたゼラチンを更に加えて、冷蔵庫で冷やし固めてみて下さい。



それでも固まらないという場合は冷凍してアイスクリームにしてもGOOD!
原因4<土台が崩れる>
土台の部分が崩れてしまうということもよくありますよね!これには以下の原因があります↓
- バターの分量を間違えている。
- ちゃんと混ぜられていない。
分量を間違えていない!ちゃんと混ぜた!それなのに固まらないという場合もあると思います。
その場合の対処法があります↓
対処法<砕いたビスケットに牛乳大さじ2追加>
- 砕いたビスケットに牛乳大さじ2を追加する。



ビスケットを砕いてバターを入れた時点で様子をみて固まらなさそうであれば牛乳を入れてみてくださいね!
レアチーズケーキ材料の代用


- おうちにある材料で作りたい!
- カロリーオフしたい!
など材料を代用して作ることができます。
- てんさい糖→上白糖
- オレオ→お好みのビスケット
- 無縁バター→有塩バター
- 生クリーム→ホイップクリーム
てんさい糖を上白糖で代用
上白糖で代用可能です。お菓子の定番お砂糖上白糖で作るときも分量は同じです!
今回のレシピはてんさい糖を採用していますが、食感や甘みはほぼ変わりないです。
ただ、上白糖は白いので仕上がりの色味がよりきれいに見えます!
- 白い砂糖は、原料から不純物やミネラルなどを取り除いて作られている
- 栄養面を考慮すればミネラルを残したてんさい糖の方がお勧め
オレオをお好みのビスケットで代用
私は今回オレオを使いましたが、他のビスケットでも作ることができます。
グラハムビスケットのようなしっかり乾燥しているビスケット類がおすすめです。普通のクッキーだと時間が経つと水分を吸ってやわらかくなってしまうことがあります。
おすすめビスケットはこちら↓
甘みが少なく、シンプルな味わいです。砕きやすいですが、バターの入っている量が少なめなので土台にする時は、混ぜるバターの量を調整してみてください。
無塩バターを有塩バターで代用
有塩バターでも分量は同じです。大きな変わりはないですが、少し塩分が感じられ甘さが引き立てられる味わいになります。
生クリームをホイップクリームで代用
ホイップクリームで代用可能です。
ホイップクリームだとさっぱりした味わいになります。お好みで代用してくださいね!
【生クリームとホイップクリームの特徴比較】
生クリーム | ホイップクリーム |
---|---|
コクがあり濃厚 | さっぱり |
分離しやすい | 分離しにくい |
高価 | 安価 |
レアチーズケーキのアレンジレシピ


レアチーズケーキのアレンジレシピを紹介します。
イチゴレアチーズケーキ



レアチーズケーキとストロベリーソースの2層のおいしさが味わえるケーキです!ケーキが完成したら上にいちごソースをかけて再び冷蔵庫で冷やし固めるだけです。
〈材料〉
いちご | 1パック |
---|---|
砂糖 | 30g |
粉ゼラチン | 3g |
〈作り方〉
- フードプロセッサーに2/3パックのいちごと砂糖を入れ、液体状になるまで撹拌する。ふやかしておいた粉ゼラチン3g分を600wの電子レンジに20秒かけてとかし、1に加えてさらによく撹拌します。
- レアチーズケーキが固まったら、ストロベリーソースを上に流します。冷蔵庫でさらに30分、固まるまで冷やします。食べる直前に残りの1/3パックのいちごを飾って出来上がりです。
チョコミントレアチーズケーキ
アイスクリームでおなじみのチョコミント。
チーズの酸味とクリームの濃厚さがおいしいレアチーズに、ミントの涼やかさをプラスしたチョコミントレアチーズケーキです!
チョコミントの特徴的で涼やかな風味は、「クレームドミント」というリキュールを使用すれば、おうちでも簡単に再現が可能です。


マンゴーレアチーズケーキ
冷凍マンゴーを使って作るレアチーズケーキ。
鮮やかなビタミンカラー見た目も可愛いレアチーズケーキです!
まとめ
実際に作ったレアチーズケーキを食べてみた感想です↓
- 濃厚だけれどヨーグルトとレモンが入っているのでさっぱりした味わい◎
- 土台がほろ苦いココア味なので甘いものが苦手な方でも食べられる◎
また、実際に作ってみて
- ヨーグルトをきちんと水切り
- ゼラチンがダマにならないように
- 混ぜた材料をきちんと漉す
など、ひとつひとつの作業を丁寧に行うことが美味しく仕上がる秘訣だと実感しました。
- 材料を常温に
- 混ぜるときは優しく
- 特にゼラチンを扱う作業では手順を間違えないように



レアチーズケーキの賞味期限は冷蔵の場合3日、冷凍の場合1~2週間です。
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