サクサクで優しい味のスコーンをあなたは作ったことはありますか?
「スコーンはカフェやお店で買ってきて食べるものじゃないの?」
と思っている方も多いかもしれません。
実は、スコーンは簡単に手作りすることが可能です!
朝食やアフタヌーンティーにぴったりのスコーンを、ぜひ手作りしてみてはいかがでしょうか?
本記事では、
- スコーンの発祥地
- アメリカ式とイギリス式の違い
- 簡単な作り方
- 失敗の原因と対処法
- アレンジレシピ
を紹介します♪

サクサクに仕上げるコツもお教えします!
スコーンとは


スコーンとは、
- 小麦粉
- バター
- ベーキングパウダー
- 砂糖
- 牛乳
などで作られたスコットランド発祥のサクサクとした食感の小さなパンのことです。



お菓子ではなく、実はパンなんです!
ジャムやクロテッドクリーム・生クリームなどをたっぷりつけて、紅茶と一緒に楽しむものとして知られているものが一般的です。
スコーンの種類
スコーンには「アメリカ式」と「イギリス式」があります。
「アメリカ式」はアメリカンスコーンとも呼ばれ、生地にチョコレートやナッツ・ドライフルーツなどを混ぜたり、生地に甘みをつけて何もつけずに食べられるスコーンです。
一方、「イギリス式」はイングリッシュスコーンとも呼ばれ、シンプルな甘みの少ない生地で作られ、ジャムやクロテッドクリーム・生クリームなどのトッピングとともに食べられるスコーンです。
スコーンの簡単な作り方
シンプルなスコーンのレシピを紹介します!
材料約8個分
薄力粉 | 200g |
ベーキングパウダー | 5g |
砂糖 | 10g |
無塩バター | 50g |
牛乳 | 100ml |
準備する道具:ボウル、粉ふるい、スプーン、ラップ、包丁(めん棒、型)、天板、クッキングシート
スコーンの下準備


- 粉類は合わせてふるっておく
- バターを1cm角に切る
- 材料は全て冷蔵庫で冷やしておく



サクサクの食感に仕上げるために、材料は全て冷やしておきましょう!
スコーンの作り方
粉類が入ったボウルにバターを入れ、全体が黄色くなるまで両手で優しく擦り合わせる。



このときに直接バターに触れないように、粉類を介して擦り合わせるようにしましょう!バターが体温で溶けてしまうと食感が悪くなります。
牛乳を加え、粉っぽさがなくなるまでさっくりとスプーンで混ぜる。
生地をまとめ、ラップに包み、1時間以上冷蔵庫で休ませる。



休ませずに焼くこともできますが、サクサクの食感を求めるのであれば、ぜひ休ませてあげましょう!
オーブン190℃に予熱を入れる。
生地を2.5cmほどの厚みに
- 包丁で生地を切る
- 型で抜く
のいずれかの方法で、円形にしてクッキングシートを敷いた天板に乗せる。
艶出し用に牛乳を上側に指で薄く塗り、15分程度オーブン下段で焼く。



横割れのスコーンを目指すのであれば、型で抜きましょう!
シンプルな生地ですので、ジャムやクリームなどと一緒にお召し上がりください♪
スコーンの失敗原因と対処法
スコーンは材料の温度が大切です!
材料をよく冷やしておくこと、手早く作業を行うことがコツとなります。
サクサクにならない原因と対処法
生地が柔らかく、普通のパンになってしまった!
という場合には、
- 材料の温度
- グルテンの発生
が原因の可能性があります。
材料の温度
スコーンのサクサクの食感を生む理由にバターがあります。
生地を焼く際、バターが溶けていくことで、生地と生地の間に層を作り、サクサクとした食感を生み出します。
サクサクの食感を残すためには、材料が全て冷えた状態でなければなりません。
そのため、
- 材料を冷やしておく
- 手早く作業を行う
ことが重要となります。
グルテンの発生
「グルテン」とは材料をこねる際にできる成分のことで、弾力性や粘り気を生みます。
グルテンが発生してしまうと、柔らかい食感となってしまいます。
そのため、
- 生地をさっくりと混ぜ、こねない
- 冷蔵庫で生地を休ませる
ことが重要です。
スコーンの材料の代用
小麦粉やベーキングパウダーは、ホットケーキミックスで代用が可能です!



小麦粉、ベーキングパウダー、砂糖を混ぜたものがホットケーキミックスです。
より簡単にスコーン作りに挑戦してみてくださいね♪
スコーンのアレンジレシピ
シンプルなスコーンもおいしいけれど、いろいろなスコーンを作りたいと思いませんか?
ここでは、スコーンのアレンジレシピについて紹介します!
チョコレートやドライフルーツを混ぜる
さきほど紹介したスコーンのレシピに、割ったチョコレートやドライフルーツなどを混ぜることで、アメリカンスコーンのようになります。



何もつけずに食べられる「アメリカ式」のスコーンが手軽にできますよ♪
生クリームを使用する
牛乳の代わりに生クリームを使用することで、中がふわふわな食感となり、ほんのり甘い生地になります。
よりリッチなスコーンを楽しむことができますね!
生地を三角に成型する
カフェでは三角形のスコーンもよく見られますよね♪
生地を伸ばし、包丁で切り分けるだけで「アメリカ式」のスコーンに変身します!
型を使う必要がなく、片手で食べることが可能です。
まとめ


家でスコーンを作ることができると、いつでもサクサクとした焼きたてを楽しむことができますね!
本記事では、
- スコーンの発祥地
- アメリカ式とイギリス式の違い
- 簡単な作り方
- 失敗の原因と対処法
- アレンジレシピ
を紹介しました!
今回のレシピで、2歳の子どもと楽しく簡単にスコーンを作ることができましたよ♪
焼きたてのスコーンはサクサクで、バターやチョコレートクリームをつけて楽しみました。
シンプルな生地のため、トッピングでのアレンジがしやすく、子どもも飽きずにぺろりと完食しました!
スコーンを作るときには、
- 材料は全て冷やしておく
- 手早く作業を行う
- 生地を混ぜすぎない
たった3つを意識するだけで、おいしいスコーンが食べられます!
朝食やおやつの時間に、焼きたてのスコーンを楽しんでくださいね♪
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