シュークリームのレシピとは?簡単な作り方と失敗原因や対処法を徹底解説!

シュークリームのレシピとは?簡単な作り方と失敗原因や対処法を徹底解説!
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みんな大好きシュークリーム!ふわっと真ん丸に膨らんだシュー皮に、コクのあるカスタードクリームの組み合わせは誰もが認める最高のスイーツですね。

シュークリームを作るのはちょっと技術がいりますが、失敗原因と改善方法をしっかり押さえればきれいなシュークリームを作ることができます。

この記事でシュークリーム作りの達人になっちゃいましょう!

もくじ

シュークリームのレシピ

シュークリームのレシピ

 

は早速シュークリームのレシピを見ていきましょう!

〈シュー皮の配合〉

バター 50g
薄力粉 60g
牛乳 50cc
50cc
グラニュー糖 小さじ1
小さじ4/1
全卵 2個

〈カスタードクリームの配合〉

牛乳 200cc
バニラビーンズ 5cm
グラニュー糖 40g
卵黄 2個
薄力粉 20g
洋酒 小さじ1
生クリーム 50g

必要な道具:鍋、木べら、粉ふるい器、ボール、絞り袋、口金、霧吹き、包丁、ゴムベラ、バット、オーブン、クッキングシート、ホイッパー、濾し器、ラップ

洋菓子屋さんではシュー皮の上にアーモンドをのせて一緒にこんがり焼きあげたり、カスタードクリームに使用する生クリームの乳脂肪分をこだわっているお店もあるみたいですよ!

シュークリームの簡単な作り方

シュークリームの簡単な作り方

シュークリームを作るのは難しいと思ってまだ挑戦したことのない人もいるのではないでしょうか?コツさえしっかりとつかめれば上手に作ることができますよ。ではポイントも含めて作り方を見ていきましょう!

シュー皮の作り方

〈下準備〉

・軽量は全て終わらせておきましょう。

・薄力粉は振るっておきましょう。

・卵は溶きほぐしておきましょう。

・絞り袋に口金をセットしておきましょう。

・オーブンを200度に予熱しておきましょう。

鍋に牛乳、水、バター、塩、グラニュー糖を入れて強火で一気に沸騰させます。

ポイント:シュークリームは水分量がとても大事になってくるので、水分量をなるべく逃がさないように強火で温めましょう。

火を止めて一気に薄力粉を入れ、ひとまとまりになるまで木べらで手早く練る。

再び火をつけ鍋の底に膜が張るまで練る。

ポイント:火にかけすぎると分離してしまうので注意しましょう。

火を止めて溶きほぐしておいた卵を少しずつ加えながら混ぜていく。

ポイント:冷めないように手早く行う。ヘラですくった時に逆三角形になって落ちる程度の硬さになるまで(艶があり、混ぜる手を止めると少し広がる硬さ)卵を加えます。生地の水分量やその日の湿度によって加える卵の量も変わってきますので、必ず全部入れる必要はありません。様子を見ながら卵を加えていきましょう。

 

絞り袋に入れてクッキングシートの上に絞っていきます。大きさは直径4~5cm程度。

ポイント:少しシートから浮かせたところからギューッと絞り、直径4~5cmになったら絞る力を止めて生地から口金をスッと離します。

指を濡らして表面をきれいにならしていきます。

ポイント:生地をきれいに整えておくことで焼き上がりの形をきれいにします。

表面に霧吹きをかけます。

ポイント:霧吹きで表面に水分をつけることで焼成中に表面が乾くのを防ぎ、膨らみやすくします。

200度のオーブンで10分焼き、180度に下げて10分。さらに160度に下げて10分焼きます。焼きあがったら焼き縮みを防ぐためそのまま扉を開けずに15分ほど置いておきます。

ポイント:焼きあがってオーブンにそのまま置いておくことで萎むのを防ぎます。

カスタードクリームの作り方

鍋に牛乳とバニラビーンズを入れて鍋の淵がフツフツとして来るまで火にかけます。

ポイント:バニラビーンズは包丁で縦半分に切り込みを入れて、包丁の背で中の種をこそげとるように出していきます。種を出して牛乳に入れることでバニラの香りを全体に行き渡らせることができます。

卵黄をときほぐし、グラニュー糖を入れてホイッパーで白っぽくなるまですり混ぜます。

ポイント:卵黄にグラニュー糖を入れてそのまま放置してしまうとグラニュー糖が卵黄の水分を吸って固まってしまうので素早く混ぜましょう。また白っぽくなるまで混ぜることで卵黄に空気が入り火のあたりを和らげ、卵の凝固を遅らせます。(卵だけが固まってダマになるのを防ぎます。)

②に薄力粉をふるい入れ混ぜ合わせます。

③に①を少しずつ加え混ぜていきます。

ポイント:少しずつ入れることで卵に火が通ってダマになるのを防ぎます。

濾しながら、牛乳が入っていた鍋に戻します。

ポイント:濾すことで中に入っていたバニラビーンズの鞘を取り除いたり、ダマを取り除いたりします。

中火にかけながら絶えずゴムベラで混ぜ続けます。

ポイント:カスタードクリームを作る時は焦げやすいので混ぜ続けてください。特になべ底や鍋肌から焦げてきますので注意しましょう。艶が出てきて滑らかになったらOKです。(フツフツとして2~3分加熱するくらいが目安です)

 

バットに移しラップを密着させて、触れている空気をなくします。そのまま冷蔵庫で冷やします。

生クリームをピンと角が立つまで泡立てます。

ポイント:あまり柔らかすぎるとカスタードクリームと合わせたときにゆるくなっちゃうので少し硬めに泡立てましょう。

完全に冷えたカスタードクリームをゴムベラかホイッパーで柔らかくなるまで練っていきます。

ポイント:柔らかくなるまで練ることで生クリームと合わせやすくします。

泡立てた生クリームを加えゴムベラで混ぜていきます。

シュー皮にカスタードクリームを絞る

包丁を水平に持ちシュー皮を切っていきます。

ポイント:この時フタになる部分が少し小さいほうが見た目が可愛らしいシュークリームになります。

絞り袋に口金をセットしカスタードクリームをいれシュー皮の中に絞っていきます。(口金は丸や星形などなんでもOKです)

ポイント:カスタードクリームがシュー皮の少し上に来るくらいまで絞ると蓋をしたときに少しクリームが見えて見た目もよくなります。

①で切ったシュー皮をのせます。

ポイント:お好みで粉糖(分量外)をかけてもいいですよ。

作業工程は沢山ありますが一つずつポイントを押さえながら作業していきましょう!

シュークリームの失敗しない原因と対処法

シュークリーム 失敗 原因

 

ここまでレシピを紹介していきましたがわからないことなど沢山あったと思います。よくある質問をまとめてみましたので良かったらご覧ください!

 

「頑張って作ったのにうまくできなかった!」なんてことはありませんか?まずはよくある失敗原因から見ていきましょう!

シュー皮が膨らまない原因

シュー皮が膨らまない理由として

①薄力粉を加えた後の加熱が足りなかった

②卵の量が多すぎたor少なすぎた

③生地の温度が低くなった

④表面が乾燥していた

この4つが挙げられます。

薄力粉を入れた後の加熱作業は薄力粉に含まれるグルテンの形成とデンプンの糊化をさせる意図があります。この作業が不十分だとふくらみが悪く萎んだシュー皮ができてしまいます。また加熱しすぎると分離してしまうので注意しましょう。

 

卵を加える作業は量がとても重要になってきます。少なすぎると生地が伸びずに膨らまなくなり、多すぎると膨らむ力がなくなりこれもまた膨らまなくなります。生地につやが出てすくうと逆三角形になってゆっくり落ちる程度になるまで卵を加えてみましょう。

 

生地の温度が低くなるとかたくなってしまいオーブンのなかで膨らまなくなってしまいます。卵を加える作業では手早く行うのが重要です。

 

オーブンに入れる前の、霧吹きで表面に水をつける作業を怠ってしまうと表面が乾燥して膜ができてしまいます。その膜ができると膨らみづらくなってしまうためこの作業は必ず行うようにしましょう。

カスタードクリームが固まらない原因

カスタードクリームが固まらない原因として

①加熱が不十分

②牛乳が多すぎる

この二つが挙げられます。

加熱が不十分だと薄力粉に含まれるデンプンが糊化しきれなくサラサラの状態になってしまうので適度な硬さになるまで加熱しましょう。

カスタードクリームは卵の熱凝固性とデンプンの糊化によって固まるので、牛乳が多すぎるとそれらの力だけでは固まらなくなってしまいます。

カスタードクリームが硬くなりすぎる原因

カスタードクリームが硬くなる原因として

①加熱のし過ぎ

②牛乳が少なすぎる

この二つが挙げられます

先ほどの原因と全く反対のものになります。

加熱しすぎると水分が蒸発して硬くなってしまうので適度な硬さで火からおろしましょう

また牛乳が少なすぎると卵の熱凝固性とデンプンの糊化の力が強すぎて硬くなりすぎてしまいます。

カスタードクリームが卵臭い原因

カスタードクリームが卵臭くなってしまう原因として

①バニラを使用していない

が挙げられます。

バニラを加えることで風味豊かなカスタードクリームができます!

 

シュークリーム材料の代用とは

早速作ろう!となった時にこの材料を買うのを忘れてた!なんてことはありませんか?

私はよくあって何度も困った経験があります。しかし代用できるものもありますので、そんな時は参考にしてみてください!

グラニュー糖は他の砂糖でも代用可能

レシピではグラニュー糖と表記していますが、他の砂糖(上白糖など)でも代用可能です。ただ砂糖によって甘さの感じ方が違いますので分量に注意しましょう。

牛乳は豆乳で代用可能

レシピでは牛乳と表記してありますが豆乳でも代用が可能です。豆乳にすることであっさりとした味わいになります。

シュー皮の薄力粉は強力粉でも代用可能

シュー皮に使用する薄力粉は強力粉でも代用可能です。強力粉で焼き上げるとパリッとした食感になります。お好みで薄力粉と強力粉をブレンドするのもアリですよ!

カスタードクリームはコーンスターチでも代用可能

カスタードクリームに使用する薄力粉はコーンスターチでも代用可能です。薄力粉よりもあっさりとした味わいになります。また薄力粉より少し少なめで作ると硬くなりすぎずに作ることができます。

バニラビーンズはバニラオイルで代用可能

カスタードクリームで使用するバニラビーンズはバニラオイルでも代用可能です。バニラビーンズはなかなか手に入りずらいので市販のバニラオイルで作るのも全然アリですよ!

カスタードクリームの卵黄は全卵でも代用可能

カスタードクリームに使用する卵黄は全卵でも代用可能です。しかしあっさりとした味わいになったり硬めのカスタードクリームになったりするのでお好みのほうを使用しましょう。

 

シュークリームの上手な食べ方と語源

他にも気になるよくある質問をまとめてみました!

その日~翌日までに食べきる「冷凍保存も可能」

手作りのシュークリームはその日か翌日には食べきるようにしましょう!基本的には冷蔵庫で保存しますが冷凍でも保存可能です。冷凍してシューアイスとしても食べることができますよ!

ストレスなし!きれいな食べ方3選

シュークリームを食べるとき中からクリームが飛び出して手が汚れちゃうなんてことはありませんか?こんなにおいしいのにそんなストレスを抱えて食べるの嫌ですよね。

きれいなシュークリームの食べ方は

①半分に割る

②フタにクリームをつけて食べる

③左右に振ってクリームを均等にする

この三つのやりかたできれいに食べることができます!

シュークリームの語源

語源 キャベツ

 

シュークリームの語源って何かご存じでしょうか?

実はある野菜のことを表しているんです。

シュークリームはフランス語で「シュー・アラ・クレーム」と呼ばれています。

シューはキャベツ、アラは~風の、~を添えて、クレームはクリームを意味しています。

直訳するとクリームの入ったキャベツとなります。

確かに真ん丸に膨れ上がったシュー皮はキャベツに似ていますね。

 

アレンジレシピ

シュークリーム アレンジレシピ

 

シュークリームが上手に作れるようになったら挑戦してみたいアレンジレシピをご紹介!

クッキーシュー 生地を絞り出した後に、クッキー生地をのせて焼くことでザクザク食感のクッキーシューができます。とっても美味しいので是非チャレンジしてみてください!
エクレア 少しだけ生地を硬めに作り長い棒状に絞ることでエクレアの生地ができます。
スワンシュー スワンシューは白鳥型のシュークリーム。首の部分と胴体の部分を分けて焼き、クリームを絞る際に組み立てます。
ショコラシュー 生地にココアパウダーを入れて作ることでショコラ風味のシュークリームができます。

シュークリームは生地からクリームまでアレンジし放題で絞り方も自在に変えられます。

自分だけのアレンジシューを作るのもお勧めです!

 

まとめ

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?私にはシュークリームは敷居が高いなんて思っていたかもしれませんがコツをしっかりつかめれば上手に作ることができます

失敗原因と作り方のコツをしっかり押さえて美味しいシュークリームを作ってみてくださいね。

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