ティラミスというスイーツをご存知の方は多いですよね!冷たくほろ苦い、でも甘~い大人のスイーツです。
過去には1990年~91年頃の「ティラミスブーム」の記憶がある方もいらっしゃるはずです。
本記事では手軽に作れるティラミスのレシピを紹介しています!
はっきり言います!とっても簡単につくれちゃいます!わかりやすく解説していきますので一緒に見ていきましょう!
ティラミスとは?


Ciao!(こんにちわ!)
イタリアはピザやパスタ、ジェラートも有名さ!
美味しい食べ物がたっくさんあるよ♪
ティラミスは元来、イタリアのドルチェ=スイーツの一種です。
ティラミスの意味
イタリア語で…
- 「tira:引っ張って」
- 「mi:私」
- 「su:上へ」
3つの単語を組み合わせた「Tira-mi-su」で、意訳すると「私を励まして」「私を元気づけて」という意味
本場イタリアでは、ティラミスは夜に食べるスイーツとして有名だそうです。



想いのメッセージを込めますワ。夜に女性が男性に振る舞っていたのよン♪



まさに大人のスイーツなんだねぇ。フフフ。
メッセージをスイーツに込めるなんてロマンチストな国民性だこと♪
ティラミスのレシピとは


まずはティラミスの基本レシピです!
基本のレシピ
〈4人分量〉
材料 | 量 |
---|---|
ビスケット(お好みの量で調整してください) | 100g |
※マリービスケット1箱で約115g入ってます | |
●チェダーチーズ | 60g |
●牛乳 | 250ml |
●砂糖 | 25g(お好みで調整) |
●コーンスターチ | 13g(大さじ2強) |
◎ココアパウダー | 10g |
◎牛乳 | 250ml |
◎砂糖 | 25g(お好みで調整) |
◎コーンスターチ | 13g(大さじ2強) |
ココアパウダー(振りかける用) | 適量 |
準備する道具
- フードプロセッサー(無くてもOK)
- ミルクパン(小鍋)2つ
- ボウル(大)
- 泡だて器2本
- おたま2本
- 茶こし(ココア振りかける用)
- 計量スプーン
- 計量カップ
容器:グラスの場合、薄いものは温度差で割れる可能性があるので耐熱性のものを使ってください。
栄養量と効能
〈1人分〉
栄養素 | 量 |
---|---|
カロリー(エネルギー) | 346kcal |
たんぱく質 | 9.0g |
塩分量(1日あたり6.5~7.5g未満) | 0.6g |
脂質(1日あたり62.0g) | 15.8g(1日量の約25%) |
カルシウム(1日あたり680mg) | 258mg(1日量の約38%) |
みなさん良く耳にする「Ca:カルシウム」をピックアップ!
- 骨や歯などをつくっている栄養素で、体重の1~2%の重さで体内に存在している
- 体内では、99%は骨と歯、残り1%が血液などの体液や筋肉などの組織に存在する
- 1%分が止血したり、神経の働きや筋肉運動などの生命活動に重要な役割をしている
- 骨が育つ成長期、赤ちゃんが発育する妊娠・授乳期には特に不足しないようにする
- 長期のカルシウム不足などから、高齢になって骨がもろくなる骨粗しょう症になるおそれがある
- 過剰症には、結石や他のミネラルの吸収抑制などがあり、薬やサプリメントなどでは適量をこころがける
ティラミスの簡単な作り方





ティラミスって何だかんだ面倒な作り方なんじゃないのかい?



Nessun problema!(大丈夫!)
Puoi farlo facilmente♪(簡単に作れるよ♪)
ポイントも作り方と一緒に解説していますので見ていきましょう!
ティラミスの作り方
ティラミスの作り方を解説していきます。
下準備① チェダーチーズをおろすor切って細かくしておく
下準備② 牛乳は常温に戻しておく
- ビスケットをフードプロセッサーで細かく砕く
- フードプロセッサーが無い場合は、ナイロン袋やジップ式の袋に入れて手で叩いて細かくする
- 砕いたビスケットをグラスに敷きつめスプーンの背を押し付けてならす


- 鍋に牛乳・砂糖・コーンスターチを合わせ混ぜてからチーズを加える(中火)
- 沸騰してきたら弱火にして混ぜながら煮溶かす
- とろみが出るまで混ぜながら加熱する(ドロっとするまで)
- ①のビスケットを敷き詰めたグラスにそっと優しく注ぐ
- 涼しい場所に置いて軽く固めておく




- 鍋にココアパウダー・牛乳・砂糖・コーンスターチを合わせて中火にかける
- 沸騰してきたら弱火にして混ぜながら煮溶かす
- とろみが出るまで混ぜながら加熱する(しっかりと混ぜて硬さを出す)
- ②を注いだ上に層になるようそっと優しく注ぐ




- 箸やスプーンで表面を平らにならす
- ココアパウダーを茶こしでふりかける
- 冷蔵庫に入れ、2時間~半日ほど冷やし固める






ティラミスの失敗原因と対処法


ティラミスは一般的なスイーツとなってから様々な作り方やレシピがあります。
ここでは、ティラミス作りで起こる多くの失敗原因と対処法を紹介していきます!
ゆるゆるで固まっていない…
原因①〈チーズやクリーム〉
基本の材料とされているマスカルポーネチーズは柔らかい状態
少し緩いくらいが本来のティラミスなので、多少緩い状態でも大丈夫
対処法①〈ゼラチンで固める〉
- 販売しているティラミスはクリームにゼラチンを混ぜている
- トロっとしたものより硬めのクリームが良い方はゼラチンを混ぜて固める
- ゼラチンの分量は他の材料の水分量の2~3%が目安となる
原因②〈メレンゲ泡立て不足〉
レシピによっては卵白を泡立てたメレンゲを使用するものもある
- メレンゲが緩いとクリーム部分が緩くなる
対処法②〈硬く立てる〉
- メレンゲを硬く泡立てる
- 泡立てすぎるとメレンゲは可逆的に分離してしまうので注意する
原因③〈ビスケット部分〉
- ビスケットやスポンジ等に染み込ませるコーヒーやリキュールなど液体量が多すぎる
- 今回紹介したレシピではコーヒーやリキュールは使用しません。失敗例の一つとして挙げています。
対処法③〈濃度の高い液体を少量ずつ染み込ませる〉
- 染み込ませるコーヒーは、エスプレッソまたはインスタントを濃く溶かしたものを使う
コーヒーとリキュールを使用したレシピです。参考にしてくださいね♪



最終奥義は「冷凍してアイスティラミス」にして冷たく固めちゃうのサ♪
クリームの分離
原因〈温度差〉
- 材料の温度差が大きいと混ぜた時に分離しやすい
対処法①〈材料を室温に戻す〉
- 冷蔵庫から出した直後のものではなく、常温に戻してから使ってください
- クリームチーズ類の場合、柔らかめにした状態のものを混ぜた方がよくなじむ
対処法②〈卵の扱い方〉
- 卵は分離しやすい食材なので少量ずつ入れて、必ずホイッパーでその都度混ぜて馴染ませる
- 馴染ませたら、また少量ずつ入れるようにする
分離した時は捨てないで!!湯煎(60℃くらい)にかけて早めに混ぜると直せる可能性がある
卵の場合は湯煎にかけたままだとすぐ固まるため、少し温めたら湯煎から外して混ぜてそれを繰り返す
ティラミス材料の代用






今回紹介したレシピでの代用できるものを紹介します!
ビスケット→ココナッツサブレ
ビスケットをココナツサブレで代用すると、甘いココナツの香りがプラスされて美味しいです。
また、食感もビスケットと異なり軽い食感となりますので口当たりが軽くなります。
代用する場合の量はビスケットと同分量で大丈夫です!(この場合、砂糖は控えめでも十分です。)
チェダーチーズ→ベビーチーズ(クリームチーズ入り)
ベビーチーズのクリームチーズ入りタイプが代用できます。
分量はチェダーチーズと同分量で、1袋:4個入り53gなのでそのままの量で充分代用できます。
室温で柔らかくなるため冷たいうちに小さくカットしておくと使いやすいです。また、お値段も手頃なので安く美味しくできるメリットがあります!
ココアパウダー→いちごパウダー
鮮やかな赤色のティラミスはいかがでしょう?100円均一の製菓材料に置いていることもあります!
いちごパウダー振りかけたところにラズベリーやブルーベリーなどを飾ると、彩も良くなり「映え」ですよ♪
ティラミスのアレンジレシピ


ティラミスはアレンジ性の高いスイーツの一つとなっています!過去に人気が爆発してその後もずっと根強い人気があることを示しているのではないでしょうか?
色々な材料と創意工夫であなたに合うアレンジレシピを探してみてください♪
Tiramisù alla zucca ~かぼちゃのティラミス~
かぼちゃとマスカルポーネチーズで作る体に優しい甘さのティラミスはいかがでしょう?
Welcome to strawberry time♪ ~いちごティラミス~
鮮やかなビタミンカラーで作るティラミスは、イタリア語訳された「私を励まして」「私を元気づけて」を与えてくれるスイーツではないでしょうか?
おもてなし時や、誰かへのプレゼントにも向いてますよ♪



Welcome to strawberry land♪♪♪
この2つの英文にピンときた方はアイドル好きな方ですわよねぇ?聖子ちゃん♡
氷ティラミス はじめました
アイスティラミスも良いですが、真夏の季節にはかき氷が恋しくなりますよね!
アレンジの一つとしてワンランク上のかき氷、「氷ティラミス」を紹介します。家にかき氷がある方はぜひトライしてください♪♪
〈1人分量〉
コーヒー氷
材料 | 量 |
---|---|
湯 | 200ml |
インスタントコーヒー | 大さじ2(約12g) |
クリーム
材料 | 量 |
---|---|
マスカルポーネチーズ | 70g |
生クリーム | 30ml(大さじ2) |
グラニュー糖 | 30g |
ココアパウダー | 適量 |
ミントやイタリアンパセリ(お好みで) | 1枚 |
〈作り方〉
下準備:お湯にインスタントコーヒーを入れて溶かします。粗熱を取ってから製氷皿に入れる
冷凍庫で一晩ほどおいて冷やし固めてコーヒー氷を作っておく
- ボウルに生クリーム・グラニュー糖を入れて、泡立て器で6分(ろくぶ)立てにする
- ①にマスカルポーネチーズを加えて、よく混ぜ合わせる
- コーヒー氷をかき氷器で削って器に盛り、②のクリームをかけてココアパウダーをふりかける



おすすめのかき氷機を紹介するピサ!
ちなみにかき氷は「欠氷」と書いてかきごおりと読むピサよ♪


まとめ
お手軽簡単ティラミスのレシピ紹介はいかがでしたか?



小さい頃に流行したけど、何となく知っているだけだった…
でも、背景や伝統を知ると、美味しさがより増すような気がしますよね!
それではティラミスのまとめです。
- 本来のティラミスは柔らかいので多少ゆるめのクリームでも大丈夫
- 硬さを出す場合はゼラチンで固める
- メレンゲを使う場合はしっかりと泡立てたメレンゲでないとゆるくなってしまう
- 材料の温度差によってうまく固まらないこともあるので室温に戻しておく
- 卵(卵黄も)を使う場合は、少しづつ加えて混ぜるようにする



ぜひおうちでトライしてみてくださいな!
最後までお読みいただきありがとうございましたですワ♡
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